スーパーファミコンソフトファイナルファイトの紹介













ファイナルファイト』(Final Fight)は1989年12月にカプコンからアーケードゲームとして発売されたベルトスクロールアクションゲーム
スーパーファミコンを中心に様々な機種に移植され、多数の続編が発売された。

概要[編集]

シリーズ第1作。1989年にアーケードで稼働した後、翌年スーパーファミコンに初移植。さらに後にX68000メガCDファミリーコンピュータゲームボーイアドバンスPlayStation 2でも移植版が発売された。
大西洋に面した都市「メトロシティ」。市長であるマイク・ハガーは暴力と死が蔓延するこの街に正義をもたらすべく、メトロシティを牛耳る巨大な犯罪集団「マッドギア」に徹底的な攻撃を加えた。しかしマッドギアはその報復として、ハガーの娘であるジェシカを誘拐するという最も卑劣な手段を講じてきた。ハガーとジェシカの恋人であるコーディー、コーディーの友人であるガイは彼女を救出すべくマッドギアに戦いを挑む。時代設定は1989年となっている(SFC版では1990年、メガCD版では1992年の設定になっている)。
プレイヤーキャラクター3人(スーパーファミコン版は2人)から1人を選択し、街中を進み、現れる悪人たちをパンチやキック、投げや必殺技、武器を駆使して倒して行く。
このベルトスクロールアクションゲームのシステムは、先にテクノスジャパンが発売していた『熱血硬派くにおくん』(1986年)および『ダブルドラゴン』(1987年)が元祖であるが、ベルトスクロールアクションゲームの知名度を一気に知れ渡らせたのは本作であり、後に対戦型格闘ゲームが隆盛するまでは、シューティングゲームと並んでアーケードゲームの定番であった。
横からの視点だが、プレイヤーは上下(奥行きがあり、画面上は奥と手前への移動となる)左右に自由に移動できる。体力は画面上にゲージで表示される。
開発スタッフは後年、映画ストリート・オブ・ファイヤー』(1984年)にインスパイアされてできた作品だと明かしていた。主人公の名前や、スラム街を舞台にギャングとの戦いを繰り広げるという世界観の設定などに影響が色濃くうかがえる。
難易度は非常に高いが、単純で爽快な内容と、テクニックを覚えると有利に進められるバランスの良さがヒットを博した。また、その人気と難易度の高さゆえに連コインが問題となった。
ベルトスクロールアクションゲームの中でも有名で、その全盛を築いた作品。略称はFF
シリーズの全世界累計販売本数は320万本

ストーリー

広大なアメリカ大陸では、人々のさまざまな思惑が渦巻いている。大西洋に面した超犯罪都市、メトロシティでは平和も秩序もなく、暴力と死が支配していた。それは、巨大な暴力集団「マッドギア」が悪の限りを尽くしていたからである。しかし、正義感あふれる男、マイク・ハガーが市長に就任し、「マッドギア」に対し徹底的な攻撃を加えた。その時から、市長と組織との過激な戦いは火蓋を切った。
「マッドギア」の勢いが弱まったかのように見えたが、彼らはもっとも卑劣な手段で報復を開始した。市長の娘であるジェシカを誘拐し、人質とした上で警察に手を引かせるよう脅迫してきたのである。
怒りを爆発させたハガーは一人のストリートファイターとして、またジェシカの恋人であるコーディーと、その友人である忍術の達人ガイはそれぞれ「マッドギア」に立ち向かうこととなる。3人は「マッドギア」を壊滅し、ジェシカを救出するために行動を開始した

評価

スーパーファミコン版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計29点(満40点)[18]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、24.61点(満30点)となっている[9]。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「スーパーファミコン オールカタログ」では「細かく描き込まれた背景や、ダイナミックなアクションが爽快」と紹介された。

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