スーパーファミコンロックマンX2の紹介
『ロックマンX2』(ロックマンエックスツー、ROCKMAN X2)は、1994年12月16日にカプコンから発売されたスーパーファミコン専用のアクションゲームである。
概要
ロックマンXシリーズの第2作。本作からは物語開始時点でダッシュが使用可能になる。また、「オープニングステージでの巨大ボス戦」「8体のボスとは別に、選択ステージ途中に乱入してくるボス」「弱点武器による仰け反りが8体のボス全員へ適用」など、以後の作品で定番となった様々な要素が取り入れられている。
ストーリー面では、前作で自爆したゼロの復活やその出生の秘密の一端が不鮮明ながら明かされる他、ロックマンシリーズのDr.ワイリーを思わせるキャラクターが登場するなど、裏に隠された設定やロックマンシリーズとの繋がりを覗かせる展開が繰り広げられる。
Xシリーズ歴代2位の約43万本(国内のみの集計)の売上を記録している。
カプコンが独自に開発したDSPチップ Cx4(シーエックスフォー)をカートリッジに搭載している。Cx4チップはワイヤフレーム描画やスプライトの回転を実現する演算機能を有し、従来のSFC作品よりもさらに発展したグラフィック、演出を実現しているとされ、本作でも巨大なボスやワイヤーフレームによる立体的なキャラクターの登場などにその性能が生かされている。
移植・リメイク・廉価版としては、北米などではPS2用ソフト『Mega Man X Collection』に移植され、日本ではWii、Wii U、Newニンテンドー3DSのバーチャルコンソールにて配信された。また日本では携帯アプリ版が、2008年12月1日にiアプリ、2009年5月14日にEZwebおよびYahoo!ケータイから配信された。
ストーリー
第17精鋭部隊の隊長であったエックスはそのイレギュラーを製造しているという基地に赴き、その破壊に成功するが、時を同じくして各地で特A級のレプリロイド達の反乱が勃発。その背後には、「カウンターハンター」と呼ばれる3体の謎のレプリロイドの存在があった。史上最強のレプリロイド・シグマの反乱から半年後。一度は減少したかに見えたイレギュラーは、ある時を境に増加の一途をたどり、各地でイレギュラーハンター基地が破壊されるという事件が起こっていた。その事件を起こしていたイレギュラーには、特殊な制御チップを埋め込まれており、そのチップには滅んだはずの"Σ"のマークが刻まれていた。
一方、先の戦いで破壊された、ゼロは頭脳チップが奇跡的に無傷であったが、ボディの修復はレプリロイド工学の権威、ケイン博士にも不可能であり、基地にチップが保管されたままの状態であった。そんな中、反乱を鎮圧していくエックスの元に、突然カウンターハンターから通信が入る。それは「我々と一騎討ちを行え。もし勝利できればゼロのボディを渡す」という、エックスへの宣戦を布告するものであった。
カウンターハンターの正体、そして最終目的は何なのか。本当にゼロは復活することができるのか。答えを得るためにエックスは戦い続ける。
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